昨日のコースでは防御用のネットが張ってある所がありました。この近くに打った場合ホールに向かって打てないのでそれを越せる位置まで下がって打つ処理をしたケースの見受けられましたが、正しくはスイングが出来るニアレストポイントからとなりますので間違いですね。下に詳しく書いてありますので目を通しておいて下さい。
ゴルフの動かせない障害物におけるニヤレスポイントの決め方は?
ゴルフプレーにおいて、以下の動かせない障害物に
ボールが入ったり、クラブやスタンスが接触する場合は
無罰で救済を受けることができます
動かせない障害物とは、
・カート道路 ・舗装道路の表面及び側面
・側溝 ・立木の支柱
・工事中エリア
・コースを仕切る金網や柵(インプレー内にかぎる:OB区域外のもの)
救済処置のルール
無罰で以下のプレーができます
1)ニヤレスポイントを決める
次に使う予定であったクラブで障害物を避けてスイングが
出来るクラブヘッドの位置で、ボールに最も近い場所が
ニヤレスポイントです
従って、ニヤレスポイントは1箇所しかありません
ニヤレスポイントが決まったらマークしましょう
※具体例の詳細は下部に記載
2)ドロップ範囲を決める
ニヤレスポイントから1クラブレングス内でホールに
近づかない範囲にドロップしてプレーを再開する
■ニヤレスポイントの決め方の具体例
1.カート道路、舗装道路、工事中エリア内にボールが止まったり
スタンスがその区域にかかる時のニヤレスポイント
・ボールの止まっている位置がその区域の真ん中より左側なら
左側でスタンスが取れてボールに最も近い位置
・ボールの止まっている位置がその区域の真ん中より右側なら
右側でスタンスが取れてボールに最も近い位置
2.側溝にボールが入った
(1)側溝の両側がスルーザーグリーン(プレイヤード)の場合
・舗装道路などと同様にボールの位置が側溝中央より右側か
左側かによってスイング出来る側が決まりニヤレスポイントを決める
※もし側溝の片方がハザードやOBゾーンの場合は、
無条件にスルーザーグリーン側となる
・側溝の幅が狭い場合、ボールは側溝の右側、スタンスは側溝の左側で
スイングできるケースもあるが、側溝が特に気にならない人は
これでニヤレスポイントを決めてもよいし、
気になる人は上記のとおり側溝の右側でスタンスを取り決める
(2)側溝にボールが入ったが速攻が舗装道路がつながっている
この場合は、側溝と道路を一体と考えて上記の道路と同様に
ニヤレスポイントを決めればよいでしょう
3.立木の支柱にスイングすると接触する
支柱に接触しない位置は、支柱の真後ろ、左側及び右側の
3ヶ所あるが、この中でボールに最も近い所が
ニヤレスポイントである
最も近い所を選ばず他の場所をニヤレスポイントにすると
誤所からのプレートとなり「2打罰」となるので要注意!
4.コースを仕切る金網や柵
OB区域内ではなくコース内にある金網や柵などは、
動かせない障害物であり無罰で救済が受けられる
ホールに近づかないコース側でスイングができて
ボールに最も近い位置がニヤレスポイント